No.26 いい男
ちょい悪おやじ用の雑誌『レオン』が売れているというが、
そう言えば最近いい男が増えた。
テレビにも、昔の面影を残しつつ人生経験を積んで、
良いバランスで渋みと優しさを増したいい男が増えた。
同級生たちの中にも、頭に白いものがチラホラ出始めて、
それがかえって深みと色気を増すようで、若い時よりも間違いなくいい男が増えている。
話は変わり、巷の新聞ネタになる人たちは総じて人相が悪い。
さもありなんというずる賢くて、エロくて、嘘つきの顔をしている。
まるで生き方や、心の在りようが顔に出ているようで、ごまかしがきかない。
つまり、男は40歳を過ぎたら自分の顔は自分でつくらねばいけないことを自覚するべきだ。
私の個人的見解だが、昔二枚目でなかった人の方が、
年齢を重ねるごとにいい男になっているような気がする。
例えば、ドリフターズの長さんもその一人だった。
ついでに私の男の好みは、
「声が良くて、足が速くて、運転がうまい人」に、
「おシャレで面白い人」というのが加わった。
百歩譲って他の全部がハズレたとしても、
最後の「面白い人」というのは絶対はずせない重要なポイントである。
先日、同窓会に出席したら、
後輩たちが私の派手な穴あきパンツルック(ドルチェアンドガッバーナの男物のGパン)に
「カッコイイ!」を連発してくれた。
私は素直に嬉しくて今度彼らにステーキを奢ってあげようと思っている。
このように世の中にいい男とカッコイイ女が増えたら、もっと楽しくなるのになあ...
世の男性諸君、女たちは化粧せずとも美しくいい男にあこがれ、感心しているのである。
カテゴリー:デンタル小町 投稿日:2008年6月3日