GINZA SIX 裏 / レナ・レスボワール 上
03-3569-8020
address
東京都中央区銀座7-11-11 長谷川ビル4階
time
月・水・金 11時〜
完全予約制
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vol.12 金の切れ目

私の大らかな日常は皆様ご存知かと思いますが、
こんな私でも結構当たり前の事には細かいのです。
 男女で出かけた場合、食事代や高速代等はカッコをつけて男が払うものですが、
最近の男達はそういうカッコつけや、常識はないようです。
 私は歯科医師になってから、男性におごっていただいた事が数回、
つまり数える程しかありません。
マッ彼等にとって私は恋人ではないので当然かも知れませんが、
時にはせめて『これは僕が…』と言っていただきたいものです。
もしくはトイレに立った振りをしてサッサと支払いを済ませておいて欲しいですよね。
この場合、店を出てから自分の分くらいお渡しするか、次回の約束を取り付けて、
次回の支払いは必ず私が払います。
 ある時、美味しい食事の後『僕はいくら払えばいいですか?』
と聞かれた時はワインの残ったボトルでブン殴ろうと思いました。
 先日、学会の打ち上げで遠出をしました。
私はA先生の車に便乗させていただく予定でしたが、
A先生の車の都合がつかなくなり、電車で行くつもりでおりましたが、
『僕は道をよく知っているし、運転もするから天井先生の車で行きましょう』
と言われてしまい、仕方なくA先生のご自宅までお迎えに行きました。
 道中、話しは盛り上がりましたが、運転はヘタ! 
どうでもいいことですが、私の「男の三大条件」というものがありまして、
“1.足が速い”“2.声がいい”“3.運転がうまい”に、
最近は“4.面白い”が加わりましたが、
A先生はとりあえずどれにも入りませんでした。
 翌日の帰りは、後部座席に後輩のB先生を乗せて、私の運転で帰りました。
そのB先生が東京に着き、降りる時A先生に『高速代はおいくらですか?』と聞いています。
A先生は『いいから、いいから』と私が言うべきセリフで答えていましたので、
私は運転席からニッコリと笑い手を振りました。
 しばらくして、次にA先生が降りる番です。
『じゃあ、ありがとう。楽しかったです』
『それだけかい!!』と言いたい言葉を飲み込み、私は運転を再開しました。
 私達は恋人同士ではありませんが、友人としての礼儀はあって当然です。
確かに私の方が年上ですが、女と思われていないような、
それより対等な友人と思われていないような、イヤな気分にさせられました。
私は本当は電車で行きたかったのです。
「金の切れ目が、縁の切れ目」と言いますが、確かに貸したお金は覚えていますが、
借りたお金は忘れやすいものです。
今一度、疎遠になった友人達の理由を点検してみましょう。
 おバカな歯科医師が研修後に当医院へ就職して4カ月過ぎました。
彼女のあきれる程のバカぶりで、最近の私はストレスの塊です。
 軟化象牙質の意味を知らず、第2象牙質は何色ですか? と聞いてきます。
 私には彼女の質問の意味が分かりません。
“ロバを水辺までは連れて行けるが、水を飲むのはロバ自身だ”といわれますが、
その水を飲む飲み方さえ彼女は知りません。
『なんで私は、あなたに給料を払わなければいけないのか、授業料が欲しいわね!!』
と叫んでみたら、ポカーンと口を開けていました。
重症です!!
 最近、おこられた事がない人が多くて、
おこられても無反応で嵐が過ぎるのをだまって待っているか、
反対に逆ギレをして
『親にもおこられたことないのにひどいです、我慢できません』
と辞めていくかどちらかです。
 勝手にしろ!! と言いたいです。
 次回おバカな彼女が残っていたら、そのおバカぶりを書くことにしましょうかねぇ

カテゴリー:天Mama Style  投稿日:2008年9月29日