天ママStyle vol.68　ホンマでっか？！　血液型

開業して25年以上になりますが、その時から気にしている血液型について、お話をしてみましょう。

当医院では、初診の患者さんの問診票に血液型を記載していただいています。それは、緊急時のためと、いくら注意しても守らない方や想像以上にデリケートな方の接し方として、血液型が判断の手助けになるのではないかと思ったからです。

それに最近は、スタッフ問題も多々ありますので、スタッフの面接時には必ず血液型を聞くようにしています。

ある例をお話します。
以前、スタッフの３人がB型だった時があります。
ある朝、診療室のドアを開けると、いろいろ不備な事が目に付きます。
「どうしたの？　ここをきちんと整理してください。昨日、掃除をしたのですか？」と言うと、「ヤダー、院長、朝から怒ってる～！」とB型の３人が笑い転げました。

「何を笑っているのですか？　早く片付けなさい」

「はい、はい、そんなに怒らないでくださいよ」

３人は平然と、私をなだめるように言い返し、まるで私が悪者のようです。

ある時は、「私達は３人で１人前なので、１人ひとりのミスは見逃してください」と言いました。

呆れて、「分かりました。そこまで言うのなら、３人で１人前の給料にしましょう」と言い返すと、「エ～、それはダメですよ」。

ああ言えばこう言う態度に、私はすっかり疲れ果て、彼女達が辞めた時はホッとしたものです。

そこで得た結論は、Ｂ型は反省しない！

Ｂ型は自分の感情には素直だが、相手の感情を理解しない、つまり自分勝手な明るい人ということです。

また、あまりメゲませんので、うるさいＡ型には怒りのハケ口として都合のいいスタッフかもしれません。

ただ、こういう事もあるので気を付けてください。
「今度、お食事に行きましょうか？」とあるＢ型の方に言われました。

その今度の時、お食事の予約を取っておきました。すると、
「あら、先生。今度って言ったじゃないですか？」
「エッ！　あなたの今度はsomeday（いつか）ということで、next day（この次の日）という事ではないのですね」
「そうですよ、いつか、ですよ！！」
（やられたー！）

Ｂ型には、こういう所がありますよ。

だから、いくらＰ指導をしても聞いてくれませんので、諦めながら指導をすることです。

Ｏ型はどうでしょうか？

大雑把でおおらかなお山の大将型と言われていますが、大将としての抱擁力はありません。

自虐ネタが大嫌いで、人から笑われる事には耐えられませんので暗い人と思われがちです。

おだてに乗りやすいので、スタッフとしては扱いやすいかもしれませんが、観念的で言い訳が多いので、時々しっかりと注意をしましょう。

基本的には自己中心型の自分が１番のタイプですが、気が合えば頼りがいのある相手になります。

Ｏ型の患者さんには褒めながら接する事です。

日本人的平均型思考のＡ型は、クヨクヨ悩むのが得意です。

とりあえず気を使えば、なんとかなると思っているのですが、相手にとって有難迷惑になりかねません。

責任感は１番なので、スタッフとしては最も好ましいタイプですが、平均的思考の域から脱しないので、主体性を持たせるよう育てましょう。

Ａ型の患者さんは、ていねいな説明に好感を持ちますので、良い印象を持っていただけるように心がけてください。

ＡＢ型は論外です。

典型的なＡ型とＢ型が独立して混在しているので、自分自身で感情や気持ちのコントロールができていません。

今はＡ型、でもさっきはＢ型といったように行動にもつじつまが合いません。
「あの時はあの時よ」と平気です。

そして、自分の中のＢ型を自覚し嫌っていますので、ＡＢ型とＢ型は仲が悪いようです。

生活では食べ物に関してはＡ型、お掃除に関してはＢ型となると、極端に食べ物に執着し、掃除を全くしなくなります。

その反対の例も多くあります。

この型の人は叱ってはいけません。
頭がいい人が多いので、ちょっとした注意ですぐ理解します。

コツをつかむとＡ型にとっては、いい相棒になります。

この血液型の患者さんには、当たらず、触らず、細心の注意力を持って接しましょう。

理想はＡ型のトップ、Ｏ型のサブ、Ｂ型のスタッフ、ＡＢ型はスタッフの補佐役…

こんな感じがベストかなと思います。

間違ってＢ型がトップの場合は、立派なＡ型をサブにして常に相談をすることです。
以上が、偏見のかたまりの私の勝手な見解です。

ホンマでっか！？　という気持ちで読み過ごしてください。

ちなみに、私は何型でしょう？